DVDが欲しくなるタイミング [雑感]
ちょっと前に「そもそもTVシリーズでDVDを買う作品とは？」と書いてからたまに考えますが、ネガティブな要因は多すぎるので、まあ置いといて。
自分がDVDを欲しくなるタイミングを考えてみました。
まず、最終話視聴直後。
出だしから飛ばしている作品はシリーズ途中でも欲しくなる場合がありますが、ストーリー物は、やはり終わりまで良し、と言うのが重要。逆に終わりさえ良ければ欲しくなったりもする。
この場合、勢いに乗っていないと購入にまでは至らないので、一週間以内くらいに全話揃ってリリースされていないと商機を逃すことになる。熱が冷めてしまうともう手が出ない。ただ、直後は録画もあったりするので、購入にまで至ることはほとんど無いかな。
実際に多いのは放映から数年後。
好きな作品だった場合、「また見たいなぁ」という欲求が数年経った後に出てくる。この場合結構な確率で購入に至る。普通数年経ったらもう忘れているしブームも去っているので、思い出すと言うことは印象深いと言えるわけなので、録画してあっても買う場合が多い。
あと当時買えなかった場合でも買える様になっていたりとか、BOX化されて買いやすくなっていたりする後押し要因も多かったり。
つまり、DVDを発売日に買うことは極稀。それで買ったのは、トライガン(LD)、今そこに居る僕、R.O.D.、涼宮ハルヒの憂鬱くらい。あんまりいいお客さんではないね。
もう一つ、欲しくなるDVDの体裁を考えてみました。
まず、余計なものが付いてないこと。そして巻数が適当であること。
集約すれば、置き場に困らない事。オマケがあるからこそ買うという人も居るのでしょうが、たくさんの作品を買う人にとっては邪魔でしかない。その点で、初回特典がキャンディーケースのR.O.D.などは初回版を逃すと保管体積が1.5倍になるという恐怖の戦略で思わず買ってしまいました。
まあしかし、後でBOX化されるとその方がコンパクトだし、バラでの購入はなかなか敷居が高いと思われます。
次に、高画質であること。
LDの頃はアナログ放送より高画質で見られるというのが購入意欲の1つだったと思うのですが、今はデジタル放送でHD。そうするとDVDの購入意欲はかなり削がれる。やはり放送より高画質なメディアで無いとそそられない部分というのはあるわけです。
SD制作の場合はDVDでも良いのですが、HD制作で、後でHDメディアで発売されるはずとなると、今出てくるDVDは買いにくいですよね。
また、取り回しの良いこと。
これは巻数にもかかわるのですが、DVDがLDに取って代わった要因の一つに、取り回しの良さがあったと思うのです。しかし現状ではDVDの取り回しというのは必ずしも最上位ではない。HDDに入れておけば入れ替えなしで視聴できるわけです。
まあこれは現状どうしようもない。次世代メディアにSD画質で長時間収録という選択肢があってもいいかな、とは思いますけど多分商売にはならないし。全巻購入特典とかではアリかも。
結局のところDVDという形態がニーズに合わなくなってきているのだろうなぁ、と思うトコロです。ただ高画質を求めるコアなファンのニーズを汲んだ方が購買意欲には繋がるんじゃないかと思います。半端にDVDで出しても買わない人は買わないわけで。
尤も、バラ売り->BOX->HDBOXで3回美味しく頂きたいという意図の方が強いのだと思いますけど。
うーん。
なんかこう私の場合、買ったDVDは「コレクションアイテム」化してますな。
見ている物自体は、溜まったHDD録画を見たり、レンタル屋で借りてきたものだったり。
「人気が出ているらしいので、急いでまとめて見てテレビ放送に追いつく」ってのが出来ないのが痛いよね。そういうのは、YouTubeの独壇場という事態。
by 三等兵 (2008-01-29 00:44)
あー、買って見ないというパターンはほとんど無いね。逆に見てないシリーズを買うということも、これは全く無いか。ときどきリフレッシュ動作をしないと内容を忘れるので買ったヤツはドンドン見ルよー。
追っかけ視聴は難しいのか。自分の場合とにかく新番組は出来るだけ見るようにしているのであんまり需要が無かったり。ただ、放映直後からDVD発売までを繋ぐ所でのゆる～い回収モデルというのはあってもいい気がする。月額定額でDVD発売まで視聴できる動画配信とか。発売後はペイパービュー。・・・もうあるのか？
by 新瀬 (2008-01-29 23:04)