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にじさんじ 5th Anniversary LIVE 「SYMPHONIA」 [日記]

にじさんじの全体ライブは今年も演出が凝っていました。

まず暗転したときに完全に暗転させず、若干スクリーンに映像を残して演者の出入りをわざと見せる、それだけではなくARカメラでステージを横から映した時にステージ脇に待機している次の演者を映しこんでしまう、というちょっと考えるとミスなのではという事をやっていました。

これは若干テレビ番組っぽくはありますがリアルのライブで起こりうることをやることで実在感を強調していたのではないかと思います。ライブ前の円陣の掛け声が聞こえてくるとかもそうですね。バーチャルだからこそ、ここにいるよ、ちゃんと動いているよというのをリアルに見せていくというものだったのだろうと思います。この辺りはホロライブとは対照的です。

ただ根本的なエンジニアリングでにじさんじは問題を抱えているように思います。

まずライティング。これは昨年から全く直っていなかったので多分直せないのだろうなと思われます。先行者であるゆえに元の設計が古く、そこに色々なエフェクトを乗せて継ぎ足し継ぎ足ししているために設定がピーキーで、また人数も多いので物量がありすぎて今更根本的にはいじれないのではないかなぁ、と。ただどこかで設計から直さないと質感的に見劣りするようになってきているので厳しいだろうなと思います。大規模な改修の計画や予算が通るかは大分難しそうですが。

次に音響。ここまでいくつか見てきて思ったのですが、にじさんじのライブ配信、音響設計が下手かもしれません。有観客、声出しに戻ったのに歌唱中の観客の声を完全にカットしてしまったり、ボーカルの音量が小さかったり。昨年現地でボーカルが全然聞こえなかったのもにじさんじだからだったのかもしれません。

配信に乗せる音は現地にいないからこそ現地の雰囲気を伝えつつもなるべく聞きやすくなるようにバランスを調整する必要があるかと思うのですが、どうもバンド至上主義というか、ミックスバランスがほかのライブと比べて聴き劣りする気がします。

キャストのパフォーマンスは良いのでエンジニアリングでマイナスになるのはもったいないので、何とか、何とか良くしてほしい!

ハイライトは長尾景の剣舞ですかね。あれは良かった。
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